2020年:ETIAS導入前にヨーロッパを訪問する最後のチャンス

2022年:ETIAS導入前にヨーロッパを訪問する最後のチャンス

欧州渡航情報認証制度(ETIAS)は、現在EU当局により開発中で、2022年には一般での利用が開始される予定です

ETIASビザ免除制度を導入する背景にある主な目的は、シェンゲン圏の境界内の安全を高めることです。これによって、居住者も渡航者も同様に、その恩恵を受けることになります。

ETIASはヨーロッパで義務付けられる入国要件となる予定で、60カ国以上の国からの渡航者にとって必要となるものです。近い将来には、さらに多くの国が追加される可能性もあります。

2022年になると、ヨーロッパに渡航する際にETIASが必要になる国には、以下のような国が含まれます。

  • 日本
  • アメリカ合衆国
  • カナダ
  • オーストラリア
  • 韓国
  • 台湾

ヨーロッパのビザ免除制度を使うと、渡航認証を受けた人は、シェンゲン条約を批准した26の国や地域に入国し、これらの国の間を自由に行き来することができるようになります。

ETIASを取得することで訪問できる国には、以下の国が含まれます。

ETIASビザ免除制度は、2016年に提案されて以来、徐々に導入が始まっており、2022年にはヨーロッパに渡航するための要件として利用開始になります。

このヨーロッパのシステムがさらに開発されていくことにより、ETIASの申請資格を持つ国の人がETIASなしでヨーロッパに渡航できるのは、2022年までとなります。そのため、この制度が本格導入となる前の最後の年に、多くの旅行者がこの機会を活用することが予想されます。

ETIASの年表

欧州連合がETIASを本格導入するまでには、以下のような段階を踏んできました。

1985年:ベルギー、フランス、ドイツ、ルクセンブルク、オランダのヨーロッパ5カ国が、国境審査の段階的な廃止を達成するためのシェンゲン協定に署名しました。

1990年:シェンゲン協定が、体系的な国境審査の関税撤廃と加盟国での共通ビザ規則を提案しました。

2016年:欧州委員会が、欧州渡航情報認証制度(ETIAS)を設立するための欧州議会および欧州理事会の規則の草稿を発表しました。

2017年:欧州委員会が、既存のシステムと導入予定のETIASを効果的に統合することで、保安・国境管理・移民に関するEUの情報システムを改善することを提案しました。

2018年:ETIASに対する政治的合意がなされた後に、欧州議会によるETIASプロトコルの制定のための規則を、欧州理事会が承認・適用しました。

そして、自動情報システムであるETIASプロジェクトをeu-LISAという機関に担当させることが決定しました。これにより、ETIASは、「自由・安全・公正領域の大規模ITシステム」を現在担当している組織と同じ組織が管理することになります。

2019年:欧州委員会は、EUの安全に対するリスクとなる可能性のある個人の入国を予防するための新しい方法を導入しました。さらに、欧州委員会は、武器や自家製の爆発物の作成に使われるかもしれない材料を手に入れることがずっと難しくなる規則を適用しました。

2022年:60カ国以上のETIAS有資格国からの渡航者にとっては、出発前にオンラインからETIASに登録せずにヨーロッパに渡航できるのは、この年が最後になります。

2022年までは、シェンゲン圏とのビザ免除協定に署名した国々のパスポートを持った渡航者については、到着時に現在のパスポートを見せるだけでシェンゲン加盟国に渡航することができていました。

2023年:ETIASが本格導入となると、有資格国からの渡航者は、ヨーロッパに向けて出発する前にオンラインフォームへの入力が必要になります。オンラインから申請を行うので、10分もかからずに申請することができます。ビザ免除申請の大部分は、1営業日以内に承認されますが、一部の申請については手続きにより長い時間がかかる場合があります。

渡航認証には3年間の有効期限がありETIASの申請に使われたパスポートが有効な限りは、3年間有効です。ETIASを持っていると、1回の滞在で最長90日まで滞在して、シェンゲン圏に含まれるすべての国を訪問することができます。

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