ヨーロッパ渡航中の日本人へのヘルスケア

ヨーロッパ渡航中の日本人へのヘルスケア

Euromonitor Internationalによれば、2017年だけで400万人近くの日本人がヨーロッパに渡航しています。日本人旅行客にとっては、ヨーロッパの複数の国が引き続き人気の旅行先となっています。ヨーロッパは、その歴史・建築・食事・多様な文化・活気のある都市などで、多くの人々を引きつけています。

通常の旅行には興奮や好奇心があふれていますが、ヨーロッパ旅行中に病気になったらどうなるのか不安に思う人もいるかもしれません。ヨーロッパのほとんどの国では高品質な医療が提供されており、英語がしゃべれる医師や看護師もたくさんいます。さらに、病院やヘルスケアセンターでは、スタッフに日本語通訳のいるところもたくさんあります。ヨーロッパのほぼすべての国では、ユニバーサル・ヘルスケアが導入されていて、それが国家レベルで運営されています。このような制度は、ほとんどの場合、税金によって公的に支えられています。

ヘルスケアの分野においては、欧州連合が行政上の大きな責任を負っている訳ではありません。しかし、欧州委員会の健康・消費者保護総局長は、食品の安全やその他の製品に対する各国の法律に整合性を持たせようとしています。

ユニバーサル・ヘルスケアの本質的な利点は、緊急時や病気になった時に誰もがケアを受けられるということです。外国人でも、ケガをしたり病気になったりしたら、適切なサポートを受けられます。

ヨーロッパ旅行中に病気になったらどうなるのか?

ヨーロッパ旅行中に病気になった場合には、いくつかの選択肢があります。薬局に行けば、症状やケガの内容によって、腹痛、不眠、靴ずれ、頭痛、筋肉痛、風邪症状などの治療法を紹介してくれます。大部分の都市には24時間営業の薬局があります。宿泊先に最寄りの薬局は、インターネットでいつでも確認できます。

事故や緊急の時には、病院に行きましょう。欧州連合共通の救急通報番号は112番です。緊急ではないけれども医師の診療を受けたい時には、クリニックに行って、受付の人に自分の症状と医師に診察してほしい理由を伝えてください。待たされる可能性が高いですが、医師や内科医に診療してもらえるでしょう。

ヨーロッパの医療費は安価です。これは、保健システムの構成と社会の各構成員の貢献によるものです。それを前提として、治療が必要な場合の出費をカバーしてくれる旅行保険や健康保険を購入しておくことが推奨されます。

治療に対する支払いが必要になると、現金で支払うことを求められる可能性が高いです。それ以外の場合には、請求先住所の提供を求められる場合もあります。請求書や与えられたすべての情報をコピーしておき、日本に帰ってきた時に保険からの支払いを請求することができます。

ヨーロッパに渡航している時には、有効なパスポートを持っていることが不可欠です。現在、日本国籍を持つ人は、ビザを申請せずにヨーロッパに渡航することができます。しかし、欧州連合は、シェンゲン圏に渡航したい旅行者を審査するためにETIASという渡航認証プログラムが導入される予定です。2021年には、日本人についても、ヨーロッパのETIAS渡航認証にオンラインから申請することが必要になる可能性が高いです。

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