セキュリティ質問ETIASフォーム

ETIAS申請書の安全性に関する質問

欧州議会は、7月上旬に欧州渡航認証制度(ETIAS)の導入に最終的に合意しました。ETIAS渡航認証は、EUの外側の境界線を強化することができる保安ツールとなります。ETIAS申請フォームの「安全に関する質問」は義務付けられたもので、シェンゲン圏やそこに暮らす人々に脅威をもたらす人物を特定する役に立ちます。

現在、60カ国の人については、シェンゲン圏にビザや渡航認証なしで渡航することができます。これが2022年に変更となり、ETIASシステムが完全に導入され、ビザが免除されていた国からの旅行者も、ETIASを通じて事前スクリーニングにかけられます。日本を含む有資格国からの旅行者については、ヨーロッパに渡航する前にETIASシステムに登録することが必要になります。ETIAS申請フォームには、申請者の個人情報、パスポート情報、渡航計画をもれなく記入してください。申請書を提出する前に、健康・過去の渡航・犯罪歴などについての安全に関する質問に回答することが必要になります。

ETIAS申請フォームと安全に関する質問

近年、ヨーロッパは複数のテロ攻撃の標的とされており、この地域には安全に関する懸念があります。EUはより安全なヨーロッパにするために尽力し、この地域の安全を優先課題としてきました。ETIASシステムは、旅行者を事前スクリーニングし、シェンゲン圏に対する潜在的な脅威を特定するために、eu-LISAという機関に加えて、導入される予定です。両方のプログラムは、国境管理を改善すると共に、圏内に入る人物及びその時間に関するより詳細な記録を残すために、役立ちます。

犯罪歴や紛争地域への渡航歴に関する質問

2022年にヨーロッパを訪問したい旅行者の方は、ETIASシステムに登録する必要があります。シェンゲン圏内のいずれかの国を訪問するには、有効なETIASを持っている必要があります。ETIAS申請フォームを記入する時には、旅行者は犯罪歴に関する一連の「安全に関する質問」に回答することが求められます。申請者は、過去10年に犯した重大な犯罪行為の前科があれば、それを当局に通知する必要があります。これには以下のような犯罪が含まれます。

  • テロ行為(過去20年間の前科)
  • 子どもに対する性的搾取
  • 人身売買
  • 薬物の売買
  • 殺人
  • 強姦

 

また、申請者は、過去10年の間に、いずれかの戦争地域や紛争地域、またはその国からの出国を求めるという行政の決定の対象となった地域に滞在したことがあるかを回答することを求められます。テロ行為の前科については、申告対象期間が20年に延長されます。また、有罪判決を受けた期日や国に関しても追加情報や詳細な内容が必要になります。

安全に関する質問に正直に回答することが、極めて重要です。ETIASは提供されたすべての情報をユーロポールやインターポールなどの保安データベースに照合するため、ETIASの申請に虚偽の内容を記入したかを特定することができることを、申請者は覚えておいてください。

ETIAS申請フォームの記入に使われたパスポートに対して紛失や盗難が報告されているかどうか、また、その人物に逮捕状が出ているかどうかについては、申請書が自動的にチェックされます。ただし、ほとんどの申請書については、数分以内に手続きが終わり、申請者はほぼ即時で有効なETIASを手に入れることが予想されます。

ETIASについては、重大な犯罪行為を犯したまたはそれに加担した疑いのある人に関するデータから構成される「ETIAS監視リスト」が作成されます。テロ行為や他の重大な犯罪行為を犯すと信じるだけの証拠や合理的な理由のある人に関するデータも、この監視リストに含まれます。この監視リストを作成するために、ユーロポールや加盟国はあらゆる関連データや情報を提供する予定です。

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