日本からヨーロッパのミニ国家(マイクロステート)を訪問 マイクロステート

日本からヨーロッパのミニ国家(マイクロステート)を訪問

欧州旅行情報認証システム(ETIAS)は、日本国民(および他の60か国)がシェンゲン圏内の26か国のすべてに訪問できるようにするための新しいシステムです。

そしてヨーロッパには、公式のメンバーではないが、欧州連合(EU)およびシェンゲン圏と密接に関連している多数のミニ国家が存在します。

多くの日本人旅行者が、これらの小さいながらも人気のあるヨーロッパの目的地を訪れる際にもETIAS(エティアス)が必要かどうか疑問を持たれると思います。

バチカン市国を訪れたり、アンドラのスキー場を訪れたり、モナコグランプリに参加したい日本人旅行客はその際何が必要になるかご説明します。

ヨーロッパのミニ国家とは何か

ミニ国家とは、非常に小さな土地面積および/または人口を持つ独立した国です。用語の正確な定義はさまざまですが、ヨーロッパにはいくつか存在しています。

ヨーロッパでは歴史を通じて、多くのミニ国家が誕生し、ヴェネツィアのような多くの都市が独立した統治を続けています。その後、ほとんどの国が合併しましたが、サンマリノのように、国家という体制を維持し自治を続けている国もあります。

以下の6つの小さな主権国家は、一般的にヨーロッパのミニ国家(マイクロステート)と見なされています:

これら6つのうち、マルタは欧州連合(EU)の正会員であり、リヒテンシュタインは欧州自由貿易連合(EFTA)の会員です。どちらもシェンゲン圏の一部です。

アンドラ公国、モナコ、サンマリノ、バチカン市国は公式にはこれら3つの組織のいずれにも属していませんが、EUとシェンゲンの近隣諸国とは緊密な政治関係を維持しています。

日本の旅行者はヨーロッパのミニ国家を訪問するためにETIASの申請が必要ですか?

マルタとリヒテンシュタインはシェンゲン圏の一部であるため、日本人旅行者は欧州旅行情報認証システム(ETIAS)に登録して渡航する必要があります。

その他4つのミニ国家は公式にはシェンゲン協定加盟国ではなく、独自の空港を持っていません。つまり、入国するには日本人の訪問者は最初に近隣のシェンゲン協定国を通る必要があるので、そのためにETIAS(エティアス)が必要になります。

ETIASでサンマリノとバチカン市国を訪問

サンマリノとバチカン市国は両国とも内陸にあるイタリア内の飛地です。つまり、イタリアの領土に完全に囲まれている状態です。

どちらのミニ国家に入る際に国境検問所はありませんが、イタリアに隣接しているので、最初にシェンゲン圏のイタリアを通過せずにこれらの国にアクセスすることはできません。

したがって、日本人はこれらのミニ国家を訪問するためにイタリアのETIASが必要になります。

日本の旅行者はモナコを訪問するためにETIASを必要としますか?

モナコはフランス(シェンゲン加盟国)と国境を接しており、欧州連合関税同盟を結んでいるので事実上シェンゲン圏の一部となっています。

フランスを経由せずにモナコに入国する唯一の方法は海路ですが、フランスとモネガスクの当局はシェンゲン協定に従って、必要な書類など港で旅行者の入国審査を実施しています。このチェックには 2022年以降発行予定のフランスのETIASも含まれます。

日本国民はアンドラの渡航にビザが必要になりますか?

アンドラにも空港がなく、国境を接する国であるフランスとスペイン(シェンゲン加盟国)からのみ訪問することができます。

モナコ、サンマリノ、バチカン市国は隣国のシェンゲンの近隣諸国(フランスとイタリア)との国境は開いていますが、それらとは異なりアンドラ、スペイン、フランス間を旅行する渡航者は国境検問所を通過する必要があります。

ただし、アンドラ自体にはビザの必要がないため、入国時のチェックはパスポートまたはEU国民IDカードのみに限定されます。

ただし、アンドラを離れるとき、日本人旅行者はシェンゲン圏に再び入ることになるので、フランスまたはスペインのETIAS(エティアス)を提示する必要があります。よって日本人旅行者はアンドラを出入りするためにはETIASが必要になります。

ETIASはシェンゲン圏への複数回の入国を許可しているため、アンドラを離れるために再度申請する必要はありません。

日本からヨーロッパのミニ国家に旅行する方法

ヨーロッパのミニ国家へ渡るには、まず隣国の1つに飛行機で入国する必要があります。

  • アンドラ公国: バルセロナエルプラット空港またはジローナ空港経由
  • モナコ公国: ニースコートダジュール空港経由
  • サンマリノ: リミニ空港、ボローニャ・ボルゴ・パニゴーレ空港かマルケ空港経由
  • バチカン市国: ローマ・フィウミチーノ空港経由

これらの空港を経由して入国し、旅行者は国境を越えてミニ国家へ入ることができます

内陸にあるミニ国家とは異なり、モナコは海からも入ることができます。

シェンゲン圏の公式メンバーである2つのミニ国家のうち、マルタには国際空港といくつかの港がありますが、リヒテンシュタインはオーストリアやスイスなどの近隣諸国からのみ入国できます。

ヨーロッパのミニ国家を訪問するためにどのようにETIASを申請すればいいですか?

2022年末にヨーロッパ旅行情報認証システム(ETIAS)が導入さることで、ヨーロッパのシェンゲンエリアおよびミニ国家に旅行する日本人は、ヨーロッパに出発する前にこのビザ免除を取得する必要があります。

オンラインのETIAS申し込みフォームを入力するだけで簡単に取得できます。これには、旅行者の名前や国籍、パスポートの詳細などの基本的な個人情報の送信、およびその他の旅行関連の質問への回答が含まれます。

申請フォームは数分で入力が完了し、ほとんどの申請は24時間以内に処理されます。

承認されたETIASは電子メールで送信されます。その後日本人旅行者は、シェンゲン圏のすべての国と関連するヨーロッパのミニ国家を、3年間の有効期間のうち何度も、あらゆる180日間において累計90日間以内の滞在であれば何度も利用できます。

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