eu lisa

「eu-LISA」とはどんな機関?ETIASとの関係は?

「eu-LISA」とは、「自由・安全・公正領域の大規模ITシステム運用管理のための欧州機関」のことです。この機関は2012年にその業務を開始しました。現在は、SIS(シェンゲン情報システム)VIS(ビザ情報システム)・Eurodac(EU指紋データベース)を運用管理するというタスクを遂行しています。主な業務は、これらのシステムが24時間365日問題なく稼働するようにすることです。このeu-LISAという機関が、ETIASシステムの実装において重要な役割を担う予定です

ヨーロッパ渡航認証制度(ETIAS)は、この地域の安全を改善するために、欧州連合によって最初に提案されたシステムです。近年、ヨーロッパはテロ攻撃の目標にされており、移民危機にもさらされています。欧州議会と欧州連合理事会は、2018年10月9日にETIASによる規制を最終的に承認しました。これによって、eu-LISAは2022年の導入に向けてETIASシステムの開発を承認されたことになります。

ETIAS渡航認証は、シェンゲン圏を構成する26カ国への渡航許可を与えることになります。60カ国以上の国の国籍を持つ人が、シェンゲン圏に渡航するためにETIASを申請する資格を持ちます。ETIASを取得するためには、日本国籍を持つ人もETIASのオンライン申請フォーム個人情報やパスポート情報をもれなく記入する必要があります。申請者が申請書を提出すると、これらのデータはいくつかの国際的安全管理データベースと照合され、eu-LISAによって管理されます。

ETIASの目標は、ヨーロッパをより安全な地域にしようとするEUの取り組みを支えることです。eu-LISAは、SIS II・Eurodac・VISなどの大規模ITシステムを管理して来たのと同様に、ETIASシステムを管理することになります。申請書が警報を発したら、その旅行者の身元を確認するために、手動で申請書に変更が加えられます。場合によっては、ETIASシステムが申請書を却下する場合もあります。この場合、その申請者に通知が行われ、上訴する機会が与えられます。

現在のeu-LISAの業務

欧州連合の機関であるeu-LISAは、亡命・国境管理・EUの移民政策などの入国管理手続きにとって不可欠な大規模ITシステムの運用管理に対して、長期的なソリューションを提供しています。この機関の本部はエストニアのタリンに、オペレーションセンターはフランスのストラスブールにあります。

eu-LISAは、現在、Eurodac、SIS II(第2世代のシェンゲン情報システム)、そして、VISを管理しています。SIS IIのデータベースがあるおかげで、犯罪に関する情報を共有し、国境を超えた犯罪の合同操作に活用することができます。VISシステムは、外国からEUを訪れる人に対して、ビザ申請手続きや国境での出入国手続きが公平かつ安全に処理されることを保証しています。そして、Eurodacシステムのおかげで、EUの価値観や規範の下での保護が必要になるかもしれない人からの亡命申請をモニタリングすることができます。

この機関は、欧州議会および欧州連合理事会の規則 No. 1077/2011によって設立されました。欧州委員会からの提案書に基づき、通常の法的手続きの中で設立されたものです。

eu-LISAには、その活動を前進させるために、以下のようなコア・バリューがあります。

  • Accountability(説明責任)
  • Transparency(透明性)
  • Excellence(卓越性)
  • Continuity(継続性)
  • Teamwork(チームワーク)
  • Customer focus(顧客に焦点を当てること)

この機関のコア・ミッションは、「EU加盟各国に継続的に価値を付加すること」です。この機関は、テクノロジーの力を使って、より安全なヨーロッパを作ることに貢献したいと考えています。そのミッションを成し遂げるために、高品質かつ効率的なサービスやソリューションを提供しています。

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