フィンランドのETIASビザ免除
ETIAS 申請欧州渡航認証制度ETIASはビザ免除プログラムで、シェンゲン圏の国境管理を強化することを目的としています。
つまり現在ビザなしで欧州の訪問を許可されている日本人も、EU入国前に承認が必要になるということです。
通常の渡航ビザと混同してはならないのが、ETIASはフィンランドへの訪問前にすべての申請者を審査するという点です。日本人訪問者の申請が承認されると、最長90日間フィンランド全土とシェンゲン圏を自由に移動することができます。
しかし2026年にはセキュリティ対策が追加されます。これはフィンランドだけではなく、シェンゲン圏内の全EU諸国に当てはまることを理解しておきましょう。
フィンランド、EU、シェンゲン圏
フィンランドの公用語はフィンランド語とスウェーデン語で、北欧にあります。EU加盟国として、フィンランドには安定した経済や市民の高い生活水準があります。
フィンランドは1995年に欧州連合の一部に、2001年にシェンゲン圏加盟国になりました。通貨はユーロです。シェンゲン圏の一部として、日本人渡航者は2026年からフィンランド ETIASが必要になります。
それでもシェンゲン圏内の国境が厳しくなるわけではありません。さらに一度承認されるとETIAS免除によってシェンゲン圏内を最長90日間自由に渡航できます。
ETIASの変更点は、EUに入国する日本人渡航者が事前チェックされるという点だけです。ヨーロッパへの渡航者が、脅威にならず安全であることを保証するためです。
❶ 渡航書類についてフィンランド
- 90日未満:ETIAS
- 90日超:カントリービザ情報の確認
- 居住地:カントリービザ情報の確認
- 職業:カントリービザ情報の確認
- 学業:90日未満の場合はETIAS | 90日超の場合はビザ
- 復路チケット情報
❷ベルギーパスポート 残存期間
- 最低3か月
- 6か月を推奨
❸ベルギーでの滞在情報
- なし
日本人渡航者はフィンランドへの渡航にETIASが必要?
EU全体を旅行するときにETIAS申請が必要となる国は、日本を含めて50か国以上あります。この中の多くは、現在は欧州入国にビザや免除は不要です。
しかしシステムが実行されると、日本人旅行者は渡航前にETIAS フィンランドを申請しなければならなくなります。これは、他の全てのシェンゲン圏諸国にも適用されます。
申請者が審査・承認されると、最長90日間シェンゲン圏内を移動することができるようになります。ETIASは日本人が観光、ビジネス、医療、乗り継ぎのためにシェンゲン圏内の国々を訪問できるようにします。
日本人のためのフィンランドETIAS 要件
フィンランドのETIAS要件は以下の通りです:
- 有効な日本のパスポート
- パスポート番号
- 発効日、有効期限日
- 国籍
- 到着予定日から最低3か月間有効であること
- 簡潔な病歴
- 教育・職歴
- 訪問した戦争地域(あれば)
- 犯罪記録(該当する場合)
- 申請者が追放または拒否されたことのある国
フィンランドの渡航情報
フィンランドは北国で、スウェーデン、ノルウェー、ロシアとの国境に面しています。首都ヘルシンキはバルト海沿いの島々がある半島にあります。ヘルシンキにはさまざまな博物館があり、トレンディなデザインディストリクトで有名です。
観光客向けの主な見どころのひとつはオーロラです。国立公園や複数のスキーリゾートからオーロラをみることができます。自然を愛する人にピッタリです。