スペイン渡航に必要なビザとETIASについて
ETIAS 申請スペインへの入国には日本からの旅行者は観光ビザやシェンゲンビザは免除されていますが、2026年、日本人がETIAS(エティアス)利用国へ渡航する場合、到着時に承認されたETIASを所有している必要があります。オンライン申請は簡単ですぐに申請を完了することができます。承認されるとスペインのETIASは電子メールで送信されます。ETIASはビザとは違い、電子渡航認認証という種類に分類されます。
海外旅行を計画する際に大事なことは、スペインの最新の渡航情報を確認することや必要書類を事前に調べ、準備することです。他の欧州諸国と同じように、スペインは近年テロのターゲットとなっています。ETIASの導入でより安全にシェンゲン圏への旅行が可能になると期待されています。申請者が入力したデータは専門機関によって審査され、入国要件を満たしているかが判断されます。
スペインの観光ビザが免除されている国へ発行されるスペインのETIASは3年間有効で、日本人渡航者は最長90日間シェンゲン圏に滞在することが可能になります。スペインのETIASの申請には、渡航者はビザ免除の要件を満たし、クレジットカードまたはデビットカードを使ってETIASの申請手数料を支払う必要があります。
スペイン渡航に必要な書類
- スペイン往復航空券
- 海外旅行保険
- 承認されたETIAS
❶ 渡航書類について(スペイン)
- 90日未満:ETIAS
- 90日超:カントリービザ情報の確認
- 居住地:カントリービザ情報の確認
- 職業:カントリービザ情報の確認
- 学業:90日未満の場合はETIAS | 90日超の場合はビザ
- 復路チケット情報
❷スペインパスポート 残存期間
- 最低3か月
- 6か月を推奨
❸スペインでの滞在情報
- マスク:不要
- ソーシャルディスタンス:不要
- 店舗・施設の制限:なし
スペイン: EU、シェンゲン圏加盟国
スペインは西ヨーロッパ諸国で2番目に大きな国で、人口は約4,600万人です。スペイン語が主要言語ですが、カタロニア語、バスク語、ガリシア語といった他の公用語もあります。
欧州連合(EU)創設国の1つで、シェンゲン加盟国でもあります。スペインは日本人旅行者にとって、恵まれた気候、美しいビーチ、おいしい食べ物、世界遺産などの文化遺跡などを満喫できるとして人気の海外旅行先となっています。スペインはフランスに次いで欧州で2番目に最も訪問されている国です。
スペインETIASオンライン申請
スペインへのETIASのオンライン申請にはさまざまな質問事項が含まれています。日本人申請者は名前、住所、生年月日、パスポート詳細、渡航計画などの情報を入力する必要があり、健康やセキュリティに関する質問も含まれます。
申請者はクレジットカードまたはデビットカードを使って手数料を支払うと申請が完了します。承認されたETIASは電子メールで送信されます。日本人渡航者は、空港の入国管理局でスペインのETIASを提示することになります。
スペインETIASのパスポート要件
ETIAS申請には、日本人渡航者はETIASの基本要件を満たし、資格がある国の有効なパスポートを所持している必要があります。今後さらに追加される可能性がありますが、現在リストに上がっている申請資格のある国は50か国あります。
所有者のパスポートが有効期限切れになると同時に、ETIASも無効になります。この場合、ETIASを再申請する必要があります。パスポートを2つ所持している人は、ETIAS申請と同じパスポートを使用してスペインに入国する必要があるのでご注意ください。
スペインの渡航情報
ヨーロッパでも人気の海外旅行先スペインの人気は年々成長し続けています。スペインには美しいビーチが沢山ありますが、そのほかにも文化・自然遺産が沢山あり、地域によって気候や風土などが非常に変化に富んでいます。 あまり知られていませんが、スペインは西ヨーロッパで2番目に山の多い国で、夏が長く、冬は温暖です。山地でトレッキングを楽しむには最高の環境です。
ピレネー山脈やピコス・デ・エウロパなど素晴らしい山脈が並び、スキーやハイキングなどアウトドアが楽しめる魅力的な目的地です。
バルセロナはスペインで最も訪問されている街で、多数の観光客が訪れ、ガウディのすばらしい建築物のほか、アートギャラリー、レストラン、博物館などを観光スポットが町中に溢れています。マドリード、ビルバオ、グラナダもそれぞれ独特の魅力があります。
観光のほかに、ETIASはスペインの商用ビザとしても機能するため、ビジネス目的でスペインを訪れることもできます。シェンゲン圏に入ると、渡航者は加盟国間を自由に移動することができます。つまり、別のシェンゲン圏からスペインをトランジットで利用する場合もトランジットビザを別に取得する必要はありません。