日本人にとってのETIAS(エティアス)
ETIAS:ヨーロッパ渡航情報・認証システム
免責事項:本サイトは、欧州連合に属するものではなく、またEUと提携しているものでもありません。ヨーロッパ渡航とETIASについて渡航者に伝えることを目的としています。EUの公式サイトはこちらから: europa.eu
日本国パスポート保持者がヨーロッパに渡航する場合、ETIASがまもなく必要になります。ヨーロッパ渡航情報・認証システムは、日本国民とその他のビザ免除国の国民向けに2026年より導入が開始されます。
この電子許可証は、ヨーロッパのシェンゲン圏に旅する日本人に適用される新たな入国要件です。日本国民は今後の変更に向けて準備を進める必要があります。
ETIAS情報およびガイドラインのウェブサイト
このウェブサイトは、シェンゲン圏に旅する日本人渡航者に向けたものであり、ETIASに関して知っておくべき情報がすべて含まれています。 休暇、出張または短期修学を目的に渡航を計画されている場合、etias.co.jpに必要な情報がすべて記載されています。
ここでは、詳細な要件、申請手続き、渡航者向けガイドラインを含め、ETIASに関する日本国パスポート保持者向けの情報がすべて含まれています。
最新のETIAS情報、ヨーロッパへの渡航関連ニュース、入国要件を把握しておきましょう。
ETIASを持っている日本人は、すべてのヨーロッパ諸国に入国できますか?
ETIASを保持した日本国パスポート保持者はほとんどのヨーロッパの国々に入国できますが、そうでない国もあります。ETIASシステムで対象となる国々について知っておくことが重要です。
ETIASで対象となるヨーロッパの国々:
- シェンゲン協定加盟国 - フランス、スペイン、イタリアおよびその他の旅行者に人気の国々
- シェンゲン協定加盟申請中の国々 - ブルガリア、キプロス、ルーマニア
ETIASが必要な国々一覧:
ETIASで対象とならないヨーロッパの国々:
- アイルランド - シェンゲン加盟国ではないEUの国
- 英国とその他の非EUヨーロッパ諸国
ETIAS認証は、ETIASの対象となるすべての国で有効です。日本国民は、それぞれの国を訪問する際に、個別の入国許可を申請する必要はありません。日本国パスポートとETIASは、シェンゲンの域外国境を通過する際に確認されます。一旦シェンゲン圏内に入ると、追加のチェックなしに圏内を移動できます。ただし、常にパスポートを携帯するようにしてください。
日本人渡航者がETIAS対象外のヨーロッパの国を訪問する場合には、渡航前に入国要件をよくご確認ください。
ヨーロッパへの日本国民の渡航要件
日本人渡航者は、ヨーロッパへの入国要件すべてを満たしている必要があります。これには、関連書類を保持しており、安全基準を満たしていることが含まれます。
日本からヨーロッパにビザなしで渡航する際の条件
日本国民は以下を条件として、ヨーロッパに訪問できます。
- 180日の期間に最長90日間
- 観光、ビジネス、短期修学を目的として
これらの条件を満たすことができない場合、対象となる国のビザや入国許可を申請する必要があります。
日本からヨーロッパに渡航する際に必要な書類
ビザ免除でヨーロッパに渡航する際には、以下の書類を所持する必要があります。
- シェンゲン圏を出国する日付から3か月以上有効なパスポート
- 有効なETIAS認証(パスポートに電子的にリンク済み)
日本人渡航者向けのヨーロッパの安全保証上の要件とスクリーニングプロセス
外国人渡航者は、入国の許可のためにヨーロッパの安全保障基準を満たす必要があります。一般市民に危険を及ぼすおそれのある渡航者には、入国許可は与えられません。
ETIASのスクリーニングプロセス
日本国民がETIAS申請フォームで提供する個人情報、渡航履歴、および以前のビザの却下状況などの情報は、シェンゲン情報システム(SIS)、国際刑事警察機構(インターポール)、欧州刑事警察機構(ユーロポール)などのデータベースと照合されます。これは、ヨーロッパ当局が潜在的な安全保障上の懸念を特定するのに役立ちます。
ヨーロッパにとって脅威でない日本人渡航者が、安全保障確認の際に問題に直面することはありません。しかし、複雑化することを避けるため、正確かつ真実に基づく情報を提供することが不可欠です。
ETIASの安全保障確認は、スムーズな旅行体験を提供しつつ、シェンゲン圏の安全を保護するよう設計されています。これらの措置を実施することにより、欧州連合(EU)は、世界中の旅行者を引き続き歓迎しながら、国境の安全と完全性を維持することができます。
日本人にとってのETIAS(エティアス)に関するよくある質問(FAQ)
これらのETIASのFAQは、日本人渡航者向けの非常に重要な情報を含んでいます。これらのFAQを確認し、ETIASを含め旅行に向けた準備を進めてください。
日本人旅行者向けにETIASはいつ導入されますか? Toggle faqs
ETIASは2026年より導入が開始されます。日本人旅行者は、この日からETIASを申請できます。ETIASはすぐに必須要件になるわけではありません。導入開始に続き、導入期間が設けられます。このページを定期的に確認し、スケジュールに関する最新のニュースとお知らせを入手しましょう。
日本人旅行者向けのETIASは何年間有効ですか? Toggle faqs
日本人向けのETIASは発行後3年間、またはパスポートの失効日のいずれかの早い日付まで有効です。ETIAS認証とパスポートがどちらも有効であれば、この期間内にヨーロッパに何度でも渡航することができます。
3年が経過するか、パスポートが失効した場合、同じオンラインプロセスを利用してETIASの再申請が必要となります。
ETIASを申請するにはどうすればいいですか? Toggle faqs
日本国パスポート保持者は、ETIASをオンラインで申請できます。基本的な個人情報、パスポートのデータ、一部の旅行情報を添えて電子ETIAS申請フォームに入力し、申請してください。
ETIASの最長滞在期間は何日ですか? Toggle faqs
ETIASを保持している場合、シェンゲン圏に任意の180日の期間で最長90日間滞在できます。90日の滞在許可期間を1回の訪問で利用するか、異なる国々で分割することができます。
ここでいう180日間とは、任意の日付から起算される期間です。そのため、過去180日間のシェンゲン圏での滞在日数を常に考慮する必要があります。
日本国籍以外の人はETIASを申請する必要がありますか? Toggle faqs
はい。日本を含め、シェンゲン圏の国々にビザなしで旅行することができる国の国民の方はETIASを申請する必要があります。
日本国パスポートまたは非EU諸国のビザ免除国発行パスポートを保持する旅行者は、ETIASが必要です。
ヨーロッパの有効なビザを保有する日本国パスポート保持者は、ETIASを申請する必要はありません。
シェンゲンビザとETIASの違いは何ですか? Toggle faqs
シェンゲンビザとETIASは異なる種類の許可です。シェンゲンビザはビザであり、ETIASは渡航認証です。
非ビザ免除国の国民向けのシェンゲンビザは、シェンゲン加盟国の大使館と領事館を通して申請・取得できます。
ETIASはビザではなく、米国のESTAと類似した渡航認証です。ETIAS、ビザ免除国の国民向けの認証であり、100%オンラインで申請・取得できます。
日本国パスポート保持者は、シェンゲンビザではなくETIASのみ取得できます。日本国民は、短期滞在の場合はヨーロッパをビザなしで訪問でき(ただしETIASを取得)、長期滞在の場合は関連する国家ビザを取得する必要があります。